2025年に新メンバー5人が加入し、新体制での活動を開始したタイムレス(旧Sexy Zone)。新メンバーを選考するオーディションの様子に密着した配信番組「timelesz project -Audition-」(略称タイプロ)では数々の名場面が生まれました。その一方で「タイムレスオーディション炎上」という検索ワードがネット上に急浮上しています。一体なにが起きたのでしょうか。
タイムレスオーディションの炎上理由
タイムレスオーディションの炎上は、タイプロに参加した候補生たちの言動がきっかけです。彼らがどのような行動をとったのかチェックしていきましょう。
加藤竜二
タイムレスオーディションで炎上した候補生1人目は加藤竜二さん。書類選考通過後の第2次審査に臨んだ際、曲が流れている途中でダンスをやめて、サイドステップと拍手のみでその場をやり過ごしました。歌詞の間違いと音程のズレも目立っていたようです。さらに不真面目な態度が露呈したのはパフォーマンス後の質疑応答でした。審査に立ち会っていたタイムレスのメンバーが「急に歌詞や踊りを忘れてしまうのは仕方ない」と声をかけると、加藤竜二さんは調子に乗ったように喋り始めました。
不真面目な態度が炎上
「ダンスは1回やってみたんですけど僕には難しい」「タイムレスに加入してから覚えればいいやと思ったんです」このように悪びれる気配もなく加藤竜二さんは言ったのです。その言葉や態度は緊張のあまり本来の能力を発揮できなかったのではなく、十分に練習しないままオーディションに臨んだことを物語っていました。そのため「アイドルへのリスペクトが欠けている」「やる気なさすぎ」という批判がファンの間で噴出した模様。
岩崎琉斗
タイムレスオーディションで炎上した候補生2人目は岩崎琉斗さん。タイプロが開催される約5年前に「PRODUCE101 JAPAN」(通称:日プ)に参加し、その際にダンスのレッスンを受けていました。しかしタイプロにダンス未経験者として参加し、各審査においてなかなか振り付けを覚えられませんでした。第3次審査では岩崎琉斗さんにダンスを教える役となった候補生・山根航海さんが自身の成長に集中できない状況に耐えられなくなり、涙する場面がありました。
アンチからの殺害予告
岩崎琉斗さんが意図せず山根航海さんの足を引っ張る事態となり、アンチが急増。「日プを落ちた後なぜダンスの練習に励んでいなかったの?」という厳しい意見だけでなく、殺害予告まで岩崎琉斗さんの元に届いていたらしいです。とはいえ本人はタイムレスに入りたいという一心で頑張っていただけで、特段の問題行動があったわけではありません。熱狂的なファンの暴走が炎上の要因といえるでしょう。
因みに岩崎琉斗さんは2025年11月に公式ファンクラブを開設し、Luvto (ラウト)名義でアーティスト活動を開始。新たな一歩を踏み出しています。
篠塚大輝
タイムレスオーディションで炎上した候補生3人目は篠塚大輝さん。大学在学中にタイプロに応募し、その時点で歌とダンスの経験がありませんでした。努力を重ねて審査を突破する一方で態度の悪さが際立ち、不評を買うようになりました。とくに第5次審査では、2つ年上の候補生である前田大輔さんが熱心に教えてくれているにもかかわらず茶化すような発言を連発。その様子に不快感を抱く視聴者が続出しました。また篠塚大輝さんが第5次審査を突破したものの、前田大輔さんが脱落したために炎上が激化したようです。
橋本将生
タイムレスオーディションで炎上した候補生4人目は橋本将生さん。アイドルグループVOYZ BOYに所属していた20代前半に個人用YouTubeチャンネルを開設していました。短期間で当該チャンネルが閉鎖されたものの、タイプロを機に1本の動画がSNSに流出し、物議をかもしています。その動画とは、下半身を強炭酸水に浸しながらハーモニカを口にくわえて痛みに耐えるというキラキラ要素が皆無の内容でした。ゆえに「下品」などの批判が相次ぎましたが、「不遇の時代があったんだね」といった共感する声も少なくありませんでした。
菊池風磨
タイムレスのリーダー的な存在である菊池風磨さん。厳しさと愛情を持ってタイプロの審査に携わっていましたが、「お気に入りの候補生だけ下の名前で呼んで審査を通過させている」という疑惑を向けられていました。候補生全員お気に入りであることをインスタグラムで説明しても、その思いがファンに伝わらず…。タイプロ最終話が配信された後YouTubeチャンネル「ジャにのちゃんねる」に出演した際には「何をしても叩かれる」と複雑な胸の内を明かしていました。
36人の中で話題になった人は?
タイプロの第2次審査を通過した36人の候補生の中には、最終的に落選しながらも強烈な印象を残した人物がいました。ここからはとくに話題になったファイナリスト2人を紹介します。
浜川路己
浜川路己さんは中学時代に姉の影響でダンスとボイトレを始めたところ、韓国の芸能事務所にスカウトされました。2023年から約3カ月にわたって香港で放送されたオーディション番組では日本人の練習生の中で最高順位を獲得。タイプロでは参加した直後から類まれな表現力とアイドル性が注目を集め、驚愕の候補生という異名がつけられていました。審査を重ねるたびに人気が上昇していたため、最終審査で脱落が発表された瞬間は衝撃的でした。
本多大夢
本多大夢さんは専門学校で本格的なレッスンを受けた後、韓国の芸能事務所に練習生として所属していました。タイプロ出演時には優美な歌声を披露するだけでなく、素晴らしい人間性を発揮。最終審査のステージでは涙を流しながら歌う猪俣周杜さんを衝動的に抱きしめてそのまま熱唱しました。浜川路己さんと共に多くの視聴者に感動を与えたためにタイプロ配信終了後も高い人気を維持し、2025年に2人組アイドルユニットROIROMを結成しています。
まとめ
菊池風磨さんが中心となって企画したタイプロは、社会現象となるほど注目を集めました。昔からジャニーズのタレントを応援しているファンの間では「下積みの長いジュニアがタイプロを経てメジャーデビューするのでは」という期待も少なくありませんでした。そのため一般公募からタイムレス加入が決定した新メンバー3人に嫌悪感を抱いているファンもいます。なにかと炎上しがちな新生タイムレスですが、今後どのような変貌を遂げるのか楽しみですね。









