過去に地上波で放送され、人気を博した「マネーの虎」のリメイク版としてYouTubeで配信が始まった令和の虎。一般人の志願者が自身のビジネスモデルなどをアピールし、投資や融資を募る企画として大きな注目を集めています。そんな令和の虎に「虎役」で出演したくりえみ社長が大炎上し、話題になりました。本記事ではくりえみ社長が令和の虎で巻き起こした炎上について紹介します。
くりえみ社長とは?
はじめに、千葉県出身の元グラビアアイドルで本記事で紹介するくりえみ社長についてお伝えしましょう。
くりえみ社長とは、千葉県出身の元グラビアアイドルで現在はバーチャルヒューマン芸能事務所「ぴにょきお株式会社」の代表取締役兼所属タレントとして活動されています。
高校一年生の時にスカウトされたのを機に2011年よりグラビアアイドルとして芸能活動を始め、その後転校少女歌劇団の初期メンバーとして活躍。2018年に転校少女歌劇団を卒業すると、以降は美容関連のサービスを取り扱う「S&E株式会社」を起業するなど、経営者としての活動も始めています。
くりえみ社長が令和の虎で大炎上?
ここからは本題に入り、くりえみ社長が令和との虎で巻き起こした炎上騒動についてみていきましょう。
くりえみ社長が炎上した令和の虎は、本編の「令和の虎」から派生した「なでしこ版令和の虎」と呼ばれ、出資する側の虎も志願者も全員が女性のみで構成されている企画でした。これまでに数多くの有名インフルエンサーなども登場したなでしこ版令和の虎ですが、くりえみ社長が炎上したのは2024年5月22日に投稿された動画内でのことでした。ここからはくりえみ社長の令和の虎での炎上騒動について、時系列順に紹介します。
なでしこ版令和の虎でくりえみ社長の態度が酷すぎて炎上
前述したように、くりえみ社長が炎上したのは2024年5月22日になでしこ版令和の虎に投稿された動画が原因でした。動画内でくりえみ社長は終始志願者に対して高圧的な態度をとっており、執拗に志願者を詰めるような言動が多々見られていたことから、コメント欄を中心に視聴者からは「くりえみ社長は見たくない」、「くりえみ社長の態度が酷すぎて志願者が可哀想すぎる」、「人の話を聞く態度ではない。大人としてありえない」といった苦情が殺到。令和の虎は時折志願者や虎側の人間の態度や言動が問題視されて、炎上してきた過去がありますがその中でもくりえみ社長への指摘の声は多く、コメント数も類を見ないほどの数を記録する事態に発展しました。
くりえみ社長はSNSを通じて謝罪するも、ヤラセだったと暴露
くりえみ社長が出演したなでしこ版令和の虎で大炎上が起こってしまった後、当事者であるくりえみ社長は自身のSNSを更新して視聴者や志願者に対して謝罪をおこないました。しかしその謝罪文が更に物議を醸す内容となっており、事態は思わぬ方向へと進んでいくこととなりました。その謝罪文の内容ですが、簡潔にまとめると
- 番組内での自身の態度は演出であった
- 運営側から志願者に対して否定を貫いてほしいといわれていた
- 事前の打ち合わせで否定派と肯定派が決められていた
- 再生回数を稼ぐために、喧嘩のようなやり取りをしてほしいといわれていた
などの暴露が組み込まれていました。
こうした謝罪文を見た視聴者からは「そもそも令和の虎がヤラセだったのでは?」といった疑惑が浮上し、くりえみ社長の炎上騒ぎが次は「令和の虎のヤラセ疑惑」へと発展していきます。
令和の虎の主宰である岩井氏が苦言を呈する
くりえみ社長の謝罪文が公開された後、本家の令和の虎の主宰である岩井氏は企画全体に持ちかけられたヤラセ疑惑に対しての声明を発表しました。岩井氏は、「令和の虎はどこまでガチであり、打ち合わせをしないと上手くいかないのは甘え」となでしこ版令和の虎に苦言を呈しており、本来打ち合わせがないガチンコ対決番組が売りだった令和の虎が、派生企画が増えていくうちにいつしか事前の打ち合わせをするヤラセ番組になっていたことに激昂していました。
加えて岩井氏はくりえみ社長の発言も指摘しており、「自身の発言に責任を持ってほしい。運営から言われたからやりましたはみっともない」と厳しいコメントを寄せています。
なでしこ版令和の虎の主宰が謝罪するも、炎上は鎮火せず
岩井氏の厳しい指摘を受け、すぐさまなでしこ版令和の虎の主宰である宮本聖菜社長が自身のYouTubeチャンネルに動画を投稿し、一連の炎上騒動に対して謝罪しました。宮本聖菜社長は動画内で自身の力不足でこのような事態になってしまったと謝罪していますが、大勢の視聴者が気になっていたであろうヤラセ疑惑については一切触れず、事前に打ち合わせがあったかどうかは一言も触れていません。視聴者が本当に気になっている問題について触れられなかったことから、炎上の矛先は宮本聖菜社長にも向けられることとなりました。
くりえみ社長は炎上以降、令和の虎を降板
当初はくりえみ社長の志願者への態度や言動が問題視されていたはずなのに、そのくりえみ社長の謝罪文でヤラセ疑惑が浮上したことから、思わぬ展開に進んだ今回の炎上騒動。この一件を機にくりえみ社長はなでしこ版令和の虎への出演は控える旨を公表しており、また以降他のビジネスピッチの審査員としての活動も控えるとコメントしています。
しかし炎上騒動の内容がヤラセ疑惑に変わっている以上、暴露をしてしまったくりえみ社長1人に責任を負わせるために降板させたのでは?と疑念を抱く視聴者からの声も散見されていました。実際に打ち合わせがあったのかどうかは今も定かではありません。
令和の虎から派生した企画の中でも特に人気の高かった「なでしこ版令和の虎」。それだけに今回のヤラセ疑惑を受けてショックだったと感じた方も多いようです。
まとめ
今回の記事ではなでしこ版令和の虎に出演していたくりえみ社長を発端とした一連の炎上騒動について紹介しましたがいかがでしたか。当初の炎上からは思いもよらない事態に発展した騒動ですが、真相は未だ明かされていません。今後くりえみ社長の復帰はあるのか、そういった点にも注目が集まっているようです。