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最終回で大炎上…人気マンガ「100日後に死ぬワニ」第1話から振り返る

最終回で大炎上…人気マンガ「100日後に死ぬワニ」第1話から振り返る

漫画家・きくちゆうき氏がX(当時はTwitter)に掲載してきた人気マンガ「100日後に死ぬワニ」をご覧になりましたか?タイトルの通り、100日後に死ぬワニの何気ない日常が描かれたほのぼのストーリーです。

100日後には死ぬと分かった上で、ワニの平穏な1日1日を見届けるのは思った以上に心が痛み、途中で離脱してしまう人も多かったようです。しかし、ワニの最後を見届けようと100日目まで見守った読者たちにしか分からない結末がありましたね。

今日は「100日後に死ぬワニ」を1話目から振り返るとともに、最終話で大炎上してしまった理由についても調査してみます。

「100日後に死ぬワニ」1話から振り返る

大好評だった「100日後に死ぬワニ」を、10話ごとに振り返ってみましょう。1話=1日という時間の進み方になっており、1日1日がかけがえのない宝物だと感じることができるでしょう。

第1話~第10話

巷で話題の「雲ぶ」こと雲布団をテレビショッピングで注文し「1年待ちとなりますが…」といわれたワニですが「はい!」と元気よく返事。雲ぶで寝る1年後を心待ちにします。

車に轢かれそうになったヒヨコを助けたり、ケガで入院している友人のネズミを見舞う場面もありました。

第11話~第20話

アルバイト先の美人な先輩ワニにクリスマスの予定を聞くも「予定あるよ」といわれてしまい撃沈するワニ。観た映画が続き物だったようで、シーズン2を楽しみにしているのも分かりますね。100日以内に2が公開されることを、読者全員が願ったことでしょう。

第21話~第30話

3時間半もある映画をレンタルし、見終わったあとに「あっという間だった」とこぼしたり、はたまたカップ麺ができあがる3分が待てなかったりと、時間の流れ方について考えさせられる描写が多くありました。

第31話~第40話

アルバイト先の憧れの先輩から陰口を言われ、そのままアルバイトを辞めてしまうワニ。一方、先輩はワニくんの子ども好きな一面を知り、少しずつ惹かれていくように。すれ違う2人の恋はどうなるのでしょうか。

第41話~第50話

傷心のワニを外に連れ出してくれる友人たち。美味しいものを食べ、スポーツをし、友人たちのおかげで少しずつ元気を取り戻していったワニは、新しいアルバイトを始めました。

第51話~第60話

友人の恋が成就し「よかったじゃん」と喜ぶワニ。友人たちと楽しく過ごしたいですが、みんな恋愛に仕事に大忙し。なんだかやるせない日々を過ごします。

第61話~第70話

好きだったアルバイト先の先輩のことが忘れられず、告白してうまくいった友人に感化されながらも、まだ思いを打ち明けられないワニ。友人は就職し、どんどん置いて行かれる不安を感じていました。

第71話~第80話

友人に背中を押され、先輩ワニにLINEをしてみたようです。返信が来ましたが、描写はありません。しかし、友人たちと服を買いに行っていることから、デートの約束ができたようにも見えますね。

第81話~第90話

先輩とデート後、無事交際することになったワニ。趣味であるゲームの大会にも出場し、充実した日々を過ごしていました。手に入れたゲーム機を友人に「自分が死んだらあげる」と冗談交じりに言うと「冗談でもそれは言うな」と喝。友人は、何かを感じていたのでしょうか。

第91話~第99話

1年待ちで予約した「雲ぶ」を友人から譲り受けたワニ。1年待たずに手に入れられて、嬉しそうですね!季節はすっかり春。友人たちと花見の約束をし、晴れ予報に満面の笑みを見せていました。

最終話

100日後に死ぬワニ 最後は、花見当日。あんなに楽しみにしていたワニがなかなか来ず、友人のネズミは迎えに行くことに。ワニは、3話目で助けたヒヨコがまた車に轢かれそうになっているのを助け、そのまま帰らぬ人となっていました。

100日後に死ぬワニ 最後で炎上はなぜ?

100日後に死ぬワニ 最後に炎上するという展開を迎えてしまいました。その理由は、結局メディアが絡んでいたことが発覚したからでした。

100日後に死ぬワニ 最後の物語が掲載され、読者の傷心がまだ癒えぬ中、100日後に死ぬワニといきものがかりのコラボムービーや映画化、グッズ化などの情報が矢継ぎ早に投稿。その結果、炎上することになってしまいました。最初からメディアが絡んでいたのではないかという憶測まで飛び交ったそうですよ。

まとめ

100日後に死ぬワニ 最後までご覧になりましたか?漫画家でいうと、やしろあずき炎上も記憶に新しいと思いますが、100日後に死ぬワニ 最後には作者のきくちゆうき氏も炎上してしまいましたね。

毎話、最後に表示される「死まであと〇日」というカウントダウンは、純粋にワニのほのぼのした日常を楽しむ読者を「100日後に死ぬのだ」という現実に導き、読者をどんどん惹き込んでいきましたね。どこにでもいそうなワニの少年と、そのまわりの友人や恋人たちとの優しい世界を描いた「100日後に死ぬワニ」ぜひXで全話読んでみてはいかがでしょうか。