一時は400万人以上のチャンネル登録者数を誇った大人気YouTubeグループ『コムドット』。自らが主催するイベントで同じく300万人以上のチャンネル登録者数を誇る『平成フラミンゴ』との間でイベント出演についてトラブルとなり炎上。コムドットのチャンネル登録者数は減少し続け、2023年9月12日時点で387万人となっています。
コムドット 炎上はこの件が発端となっており、終息の目処すら立っていないようですが、具体的には何があったのでしょうか。特に目立つ炎上について時系列順に紹介していきます。
コムドットの炎上①『道を開けろ』発言
2020年12月9日にコムドットのリーダーやまとがしたツイートがコムドット 炎上の歴史のスタートです。
【宣戦布告】全YouTuberに告ぐ コムドットが通るから道をあけろ 俺らが日本を獲る
当時のコムドットはチャンネル登録者数50万人を突破し、勢いに乗っていた時期ということもあり、かなり尖ったツイートをしていました。
これにYouTuberの『みきおだ』のみっき~さんが
何を勘違いして全YouTuberに「道あけろーなんて言葉届けたいのか分からんけど、先輩たちが懸命に作ってくれた道を誰1人として塞いでなんかないし、通りたいなら誰も邪魔せんから勝手に通ってどうぞ
あんな言葉拡散さして何がしたいんか分からんけど届いて鼻についたから書いた
と反応しました。「鼻についたから書いた」と書いてあるあたり、かなり腹が立ったことが読み取れますよね。その後、お互いのリプ欄も荒れて炎上状態となりました。
その後に公開された動画でツイートの真意として、かねてより目標だった登録者50万人をファンへの報告するためにしたことが最大の目的で、他意はないそうです。
ちなみに、このツイートからわずか2ヶ月後にはチャンネル登録者100万人を突破し、狙い通りの炎上方法、結果にはなりました。
コムドットの炎上②中央大学卒業式に無断参加
ファン以外にはあまり知られていない内容ですが、中央大学の卒業式へ無断で参加し、炎上したこともあります。
2021年3月30日に投稿された動画は、コムドットのマネージャー『ぼん君』の中央大学卒業に合わせた企画で、ぼん君を拉致して卒業式に連れて行かないというドッキリ企画でした。結果的には、ぼん君を含む全員が卒業式会場へ行き、卒業を祝っていたわけですが。
一点変哲のないドッキリ企画のようですが、この動画の何が不味かったかと言うと、この中央大学の卒業式は感染症予防対策のため卒業生本人以外は来校禁止となっていたのです。
卒業生の父母も来校を自粛する中で、完全に部外者のコムドットメンバーが卒業式に参加してしまったというわけです。
ちなみに、この件に関してメンバーたちからコメントは発表されませんでした。
コムドットの炎上③マスクなしの大人数飲み会
コムドット 炎上で最も世間を騒がせたのが、マスクなしの大人数飲み会です。
2021年6月24日に『週刊文春』が、緊急事態宣言の最中にYouTuber31名が飲み会をしていたことを報じました。
東海オンエア・しばゆーの嫁で人気YouTuber・あやなんの誕生日会という名目の飲み会が開催され、マスクを外してコールや一気飲みといった“どんちゃん騒ぎ”、路上喫煙や立ち小便があったことも報じられました。
マネージャー含む3名が飲み会に参加したコムドットは、報道が出ると真っ先に謝罪のコメントを出し、火消しに動きました。しかし、実はコムドットはこの報道の3ヶ月前の2021年3月11日に、中町兄弟やアバンティーズなどのYouTuber10人ほどで飲み会をした動画をインスタのストーリーにアップしています。批判が殺到したことを受け、インスタグラムのストーリーに謝罪文を投稿しました。
しかしこれがまた逆効果に。誹謗中傷があることをアピールしたり、『みんなでご飯を食べたこと自体正直責められることではないと思っていますが…』といった表現があったことから、批判の声は続きました。
この件でしっかり反省をされたかと思われましたがこの3ヶ月後には週刊文春にスクープされ、『反省していない』といった意見が殺到する事態となりました。
ちなみに、週刊文集がまとめたYouTuber飲み会の参加者一覧はこちらです。
- 『しばなんチャンネル』あやなん
- 『水溜りボンド』トミー
- 『アバンティーズ』そらちぃ・ツリメ
- 関根りさ
- 古川優香
- 『ヘラヘラ三銃士』さおりん
- ふくれな
- まあたそ
- 歩乃華
- 『中町兄妹』中町綾・中町JP・ぴぐもん(マネージャー)
- 『へきトラ劇場』へきほー・相馬トランジスタ
- 『よさこいバンキッシュ』わきを
- 『えびすじゃっぷ』フジ、森山、けす
- 『レイクレ』ともやん
- 『JJコンビ』ジロー、ジョージ
- 『おんばん』仲野温
- 『エスポワール・トライブ』島袋・けーすけ・ガチヤマ
- 『ボンボンTV』りっちゃん
コムドットからは、やまとさん、ひゅうがさん、そしてマネージャーさんが参加しました。
コムドットの炎上④屋外騒音パーティ
2度の大勢飲み会、沖縄旅行など、コロナ禍での行動が批判されているコムドットに、さらなる問題行動が発覚しました。
2021年9月14日に『FLASH』にてコムドットの聖地とされているコンビニの駐車場で深夜かなり遅くまで騒いでいたそうです。
9月9日には警察官2人による職務質問をおこなわれたそうですが、それに対応したのはマネージャーのみで、メンバーたちは悪びれもせず車の裏で笑い声を上げ続けていたとのこと。
今回の騒動の舞台となったコンビニは100m離れたところに団地があり、夜中にコムドットメンバーの騒ぎ声がうるさくて眠れないという被害も出ているようです。
ある時はコムドットの姿をスマホで撮影した小学生に対し、メンバーの3人が取り囲み、脅すように問い詰めていたそうです。
かねてより盗撮に対してかなり攻撃的な対応をしてきたコムドットですが、それが小学生にも向くのは非常にいただけないですね。
コムドットの炎上⑤平成フラミンゴとの出演
トラブル2023年7月27日に東京ドームで行われた『Creater Dream Fes(CDF)』で起こったトラブルが炎上しています。
CDFはコムドットが総合プロデュースを手がけたイベントで、人気YouTuberのばんばんざいや中町兄弟の中町綾、スカイピースなど7組が参加しました。
当初このイベントに参加予定だった平成フラミンゴの出演見送りが6月17日に発表されました。
4月時点にコムドットとコラボした動画で、平成フラミンゴは出演を快諾していましたが、それはあくまでも口約束。正式な契約を結ぶ前にCDFの公式X(旧Twitter)で平成フラミンゴの出演を公表していたことが問題視されています。
事務的なミスのようなトラブルですが、これに対して6月23日リーダーのやまとは自身のTwitterに
《自分の言葉で喋ったか誰かに言わされたか知らないけど、証拠そろってるのに被害者ヅラして視聴者に嘘をついて、保身に走ったツケは必ず回ってくるぞ本当のことを自分たちの言葉で話してくれるのをコムドット全員友達として待っています》
と名指しこそしていないものの、平成フラミンゴに向けられたものとわかる投稿をしました。
ちなみにこの後すぐにコムドットは「CDFの準備のため」と言う名目で活動を一旦休止します。これについて多くのファンから《ほとぼりが覚めるまでの時間稼ぎだ》などといった批判コメントが寄せられ、炎上しました。
この件についてやまとは、自身のInstagramで《炎上がおさまるまでの時間稼ぎではなく チームでしっかり話し合いをして しっかり一本の動画にするので少しだけ時間を下さい》とコメントしています。
最後に
今回は炎上騒動が絶えないコムドットについてまとめてきました。
強気な発言が多く、コンビニ騒動やスマホでの写真撮影などの対応も言葉がきついことで「ガラの悪いイケメングループが騒いでる」と言う先入観も持たれているのかもしれません。
同じグループYouTuberの東海オンエアが視聴者に対してかなりソフトな対応をするため、その対比で目立ってしまうのでしょう。
登録者数が一時と比べると20万人以上減少したとは言え、まだまだ人気グループなので、今後どのような活動をしていくのか、楽しみに待ちたいですね!