2023年バスケットボールワールドカップで自力でのパリ五輪出場を決めたバスケ日本代表・暁ジャパン。苦戦が続いた大会において幾度となくチームを救ったのが河村勇輝選手と富永啓生選手の22歳コンビです。特に河村選手はポイントガードとしてチームの攻撃を活性化させるだけでなく、自分自身でも得点を決める姿が多くの関係者の目に留まり、NBA挑戦もあるのではないかとも言われています。
そこで今回はそんな河村選手の残してきた功績をまとめ、現在の河村勇輝の年俸まで徹底調査していきます!
河村勇輝 プロフィール
まずは河村勇輝選手のプロフィールを簡単にまとめます。
生年月日:2001年5月1日
出身地:山口県柳井市
身長/体重:172cm / 68kg
ポジション:PG
推定年俸:1億円(2023年締結)
バッシュ:assics 「UNPRE ARS LOW 2」
河村勇輝 経歴
ここからは河村勇輝選手の経歴を年毎にまとめていきます。将来の日本人 NBA選手として期待されている河村選手は幼い頃から多くのタイトルを獲得しています。
アマチュア経歴
小学校 2008.4〜
バスケットボール選手だった父の影響で6歳からバスケを始め、小学2年生で地元のミニバスチームに加入します。6年生の頃、チームの16年ぶりの全国大会出場に貢献し、ブロック優勝を果たしました。
ここから河村勇輝選手の全国での活躍が始まります。
中学校 2014.4〜
県大会1~2回戦程度だった柳井中学校のバスケットボール部でしたが、河村選手の活躍もあり2年時の夏には山口県大会の決勝まで勝ち上がり、中国大会に出場を果たしました。さらに3年時には全中ベスト16進出するなど、大きな功績を上げます。
高校 2017.4〜
全中の試合を観ていた福岡第一高校の監督の目に留まり、入学を決めました。
1年時、ウィンターカップで全国準優勝。
2年時、ウインターカップで福岡第一高校に2年ぶりの優勝をもたらし、自身も2年生で唯一大会ベスト5に選出。
3年時、インターハイ優勝、ウィンターカップ連覇の高校2冠を達成し、名実ともに高校バスケ界をリードする存在となりました。
また、第95回天皇杯にも出場し、千葉ジェッツと対戦。同じポジションで日本代表の富樫勇樹選手から高い評価を受けました。
大学 2020.4〜
東海大学に進学した河村勇輝選手は1年でインカレ優勝。また3ポイント王を受賞しました。
2年時の関東大学リーグ戦では優秀選手賞とアシスト王を受賞しました。さらにインカレでは準優勝に導き、自身もアシスト王を受賞する活躍を見せました。
プロ経歴
三遠ネオフェニックス(特別指定) 2020.1.20〜
高校生ながら三遠ネオフェニックスに特別指定選手として加入すると、いきなり1月25日の千葉ジェッツ戦でデビューを果たし、18歳8ヶ月23日で、B1史上最年少出場及び史上最年少得点の記録を更新しました。
そして2019-20シーズン新人賞ベストファイブに選出される大活躍をしました。
横浜ビー・コルセアーズ(特別指定) 2020.12.19〜
横浜ビー・コルセアーズ に特別指定選手として移籍します。
横浜ビー・コルセアーズ 2022.3.3〜
東海大学を中退し、横浜ビー・コルセアーズと2022-23シーズンのプロ契約締結を発表しました。特別指定選手の契約が終了し、本格的にプロとして活動し始めます。
1年目となる2022-23シーズンでは、オールスターに史上最年少の21歳で初選出され、スターティング5を決めるファン投票でも過去最多となる17万7084票を獲得しました。
さらにBリーグが主催するバレンタイン企画でも、約36万票の中で4万票を超える得票率で見事一位の座を獲得。
さらにさらに、チーム初の天皇杯ベスト4、Bリーグチャンピオンシップベスト4進出に主力として大きく貢献しました。
このように、プロ1年目となる2022-23シーズンは異例のリーグMVP、新人賞、アシスト王、ベスト5、天皇杯ベスト5など数々の賞を総なめにしました。
日本代表
日本代表としても活躍する河村勇輝選手。
高校生では2017年、高校1年でFIBA U16アジア選手権出場。2018年、高校2年でFIBA U18アジア選手権に出場しています。
2022年7月、ワールドカップアジア予選の台湾戦でA代表デビューを果たすと、2022年FIBA男子アジアカップ日本代表に選出。
2023年8月、FIBA ワールドカップ日本代表メンバーに最年少として選出。
歴史的勝利を挙げた第2戦フィンランド戦では、一時16点差をつけられる敗戦濃厚の中、3ポイント4本含む25得点9アシストの大活躍で日本の逆転勝利に貢献しました。
最後に
今回はバスケ日本代表・河村勇輝選手について調査してきました。
福岡第一高校時代から世代No. 1選手として活躍してきましたが、2022-2023シーズンで、日本のトップ選手となりました。
ワールドカップでの活躍からNBA移籍も噂されていますし、今後の活躍が期待されています!