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ゲーム配信者が逮捕!何がいけなかったの?注意すべき点も合わせて紹介

ゲーム配信者が逮捕!何がいけなかったの?注意すべき点も合わせて紹介

今、子供たちが憧れる職業として人気が高い「ゲーム配信者」。ゲーム実況者やプロゲーマー、ストリーマーとも呼ばれ、注目されています。そんなゲーム配信を巡って、著作権法違反の疑いで初の逮捕者が出ました。ただ、ゲームの説明やプレイしている様子を配信しているだけでなぜ逮捕されてしまうのか疑問ですよね。

そこで、何がいけなかったのか、逮捕の理由や注意すべき点を詳しくご紹介します。

ゲーム配信者に初の逮捕!

2023年5月17日に宮城県警察本部生活環境課と南三陸警察署がYouTubeでガイドラインに反して動画を投稿したとして自称YouTuberの男性を逮捕しました。男性は、ゲーム実況の動画とアニメ作品を権利者に無断でYouTubeにアップロードし、広告収入を得ていました。

しかし、著作権法違反の疑いでゲーム実況逮捕されるのは、全国的に初のケースでネット上では驚きの声と疑問の声が相次いでいます。というのも、実は問題の動画のようにガイドラインに違反する動画も少なくないんです。

なぜ逮捕されてしまった?その理由は

先ほども述べたように、YouTubeの規約違反に該当する動画や違反に該当するかしないかのギリギリな動画も多くあります。では、ゲーム配信 やり方の何がいけなかったのでしょうか?

逮捕となったゲーム配信者は、2022年6月から7月にかけてYouTube上にアドベンチャーゲーム「STEINS;GATE 比翼恋理のだーりん」のプレイ動画を投稿しました。しかし、その内容はあらすじや結末がわかる、いわゆる「ネタバレ動画」だったんです。くわえて、人気アニメ「シュタインズ・ゲート」や「SPY×FAMILY」などを無断で編集し「ファスト動画」として投稿がされていました。

ネタバレ動画やファスト動画が与える大きな損失

近年、ゲームメーカー各社では、ガイドラインが設けられているものの、プレイ動画のアップロードが認められていることが増えています。

しかし、今回のような内容が公開されてしまうネタバレ動画は、ストーリー性を重視するアドベンチャーゲームなどにとって売り上げの減少につながりかねないんです。もちろん、そうなるとゲーム会社は大きな損失になります。ファスト動画もまた、著作権侵害にくわえて売り上げに悪影響を及ぼす場合があるんです。

ゲーム配信で注意すべき点

毎日、数え切れないほどの動画が投稿される現代。しかし、しっかりとルールを把握していないと知らず知らずのうちに罪を犯している可能性があります。そうならないためにも、ゲーム配信者は、各ゲームメーカーが定めるガイドラインに注意する必要があります。公式サイトにてゲーム配信におけるガイドラインが公開されており、もし違反してしまうと訴えられてしまったり、逮捕に至ることがあるんです。とはいえ、しっかりガイドラインに沿って配信を行えば、著作権侵害に該当することもありません。

より良いゲーム実況・配信を行うためにも、しっかりとルールを守り、健全な配信活動を行いましょう!